2017年05月


バレエではよく

「人への注意は自分への注意としてしっかりと聞きなさい!」と言われます。
 
 
というのも、講師が一人の生徒に注意をして、
その生徒が変わっていくのを見るのは、



自分はどのようにしたら変われるのか?
よくなるのか?と言う事を考えるキッカケになるからです。

 

レッスン中、感じ方や身体の使い方、体系、コンディションなどは個人で違いますし、
個々に正す時間はないからこそ、他人の注意を自分に活かす姿勢が大切です。
 


とにかく、自分自身が本当に
「バレエがうまくなりたい!」
と言う気持ちがある人は、
教えてもらっても、
教えてもらわなくてもよくなっていくものです。

 
自分で自分を変えていくのは大変だと思いますが、
人を変えることのほうがその何倍も難しいと思うので、
自分で変わっていきましょう。
 

そのためにも、自分がどんなダンサーになりたいのか?!

それを追及していってください。
 

さらに、先生のいう事だけを聞くのではなく
自分でも研究し、失敗し、発見していくのがいいと思います。

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(プレジョカージュの作品)

 



中学生の頃
恩師に「バカになれる人間になりなさい」と言われたことがあります。



その当初は????でしたが、留学中や海外で活動中など、様々な形で「バカになる」というその言葉を、心がけて実行していきました。



そして、その意味が少しずつ理解できるようになりました。



例えばバレエの場合
「つま先を伸ばして!」
「手が上がりすぎだから下げて!」
と言われた場合、自分ではやってる!と思っていたらその変化はとても小さいと思います。
 

先生を信頼している、いないという問題ではなく自分自身の自信と思い込みから(プライドから)そうなるのです。
 


一度言われて変えたつもりでも、二回目言われたという事は残念ながら相手には変化が見えていないという事。
分かっていないという事です。

 

その時は「バカ?」と言われるぐらい変えてみてください!
 

笑われてしまうかもしれませんが、
笑われたらもっと詳しく説明してもらえるチャンスかもしれません。
 

怒られたとしても、説明をしてくれるチャンスかもしれません。

 
3度目
 
4度目になると。。。
 
多分「これ以上言っても今は聞いてくれないな!」と思われて、
注意がなくなるかもしれません。
 


時々気が付きませんか?
先生が注意してくださって、自分では改善しているつもりが、写真や動画を見てショックを受ける事。
 

やってるつもりではうまくなりません。
 

注意と言うのは「もっとよくなって欲しい。こうしたらもっといいのに」と言う相手の思いやりです。
 
バカになってそんな思いを自分の為に受け取ってみましょう。
 


 そして今私も、講師をさせて頂いていて、違う角度から「バカになる!」と言う事に向き合っています。
 
 
 一緒にバカになりましょう

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(スウェーデン王立バレエ団スプリングパーティー80年代で集合!/Royal Swedish Ballet時代)


どこに留学したらいいのかな?
どんな学校がいいの?
自分に合った学校選びって?
 

と悩んだらどうしたらいいのか。



それは、この前も書きましたが、最初はぜひフィーリングで候補を絞ってみてください。
 



その後
自分の性格と校風があっているのか?(自由が多い学校、規則などが厳しい学校)
自分の今までの踊りや、体系に合っているか?
 

そんな事も踏まえて学校選びをしてみてください。

 
さらに、自分はロシア系、イギリス系、フランス系、アメリカ系?と色々考えてみて下さい。
 


国や学校、カンパニーによって体系は様々。
背が低い、高い、いろんな人種がいる、かわいい系、綺麗系…など色々あります。

 

しかも、正直言えばディレクターが変わってしまえば、校風やカンパニーも変わっていってしまう可能性があります。


とは言っても、今の自分を合う所をその時の条件で決めるしかありません。


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(イングリッシュナショナルバレエスクール時代の写真/ English National Ballet School)


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自分の生徒が留学
 
 

我が子が夢のようなチャンスを、突然つかむときがあります。
 


そんな時、親御さんや先生は
「本当にこの学校でいいの?」
「もっといい所はあるのではないか?」
心配になってきますよね。
 

でも、子供たちはいざ留学に行ったら、そこで楽しく充実した生活をおくるものです。



なので、心配はしたい気持ちは分かるのですが、できるだけ子供を見守ってあげて下さい。
 
 

学校を選ぶうえで考えてあげたいことや、自分の見栄や、想いをぶつけないで欲しいと思います。 
 

なにが正しいのかは、人それぞれ。
間違いはありません。


 
だからこそ、自分がその選択をしたかどうか?が大切だと思います。


 
自分の今の踊り方はどうか?
自分はどんなダンサーになりたいか?
自分はどのような先生に指導されたいか?
自分がどんな踊りで表現していきたいか?
 
これら"自分がどうか?"というのがとても重要です。
 


後はその子のフィーリングを信じて、応援あるのみです!

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(ミラノスカラ座バレエ学校時代)

土曜日はジュニア特別クラス!

 

バレエをやりたい子供たちが頑張る日。

 

トレーニング

 

バレエクラス

 

コンテンポラリー

 

今日はコンテの時にコンタクトをやったのですが、

 

作品が難しかったので頭がパンパン。。。。

 

休憩を少しと思ったのが大きな間違え!

 

コンタクトで実演したリフトがやりたかったようです。(苦笑)

 

 

今日は予想以上に頑張ってくれたので最後の10分ぐらいはいいか!!

 


又、来週は真剣に楽しく頑張ろう。

 

※バレエ教室でこのような事は決してしないでくださいね。

 

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