2017年07月

大人はお節介を焼いて、
子供達の将来について考え、
助言し、
経験談を語り、
失敗談を語り、
自分はどうして来たかを語る。


それはそれでいい!


子供達はそれを聞き、学び、感じ取ればいい。


でも、最終的には自分の思う様に、自分の思った道を進む選択をすればいいと思う。


そして、それを大人が聞きサポートし、支えて行けばいい。


失敗も成功も考え方は人それぞれ!


自分の人生は自分で決める。


そうしていると、おのずと幸せになるのではないだろうか?!


さー今日も良い1日を過ごそう。

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何かを始めだした時・新しいことを学び出した時って、色々な事を知り形になっていくので楽しいですよね。
 


でも、少しわかり始めたら「違い!」が分かり始めるんですよね。


いいものはいいなー
これはあかんなー
もっとこうしたらいいのに
 

など、はじめは気が付かなかったことなどが、かじり出すと見えてくるんです。


 
バレエも同じでやればやるほど、自分の出来に不満を持ったり、ショックを受けたりします。

 
でもそれは成長している証拠!
 


初めに作った作品って凄く嬉しくって「こんなのが自分にはできるんだ!」という喜びを得れます。



でも、いつしか人は欲が出てきて「まだまだやれる」という評価を自分にし出すし、人からもそう評価されます。


 
でも、周りから欲を出されたり、
 
もっとできるんじゃないと言われたり
 
ここをなおしたら?
 
と指摘されるという事は、伸びしろがあるってこと!!
 
期待されてるってことです。


 
慣れないうちは嫌かもしれないけど、自分のペースでもっといいものにしていけばいいと思います。

 
やるからにはもっともっと上を目指していきましょう!


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どういう事?って思いますよね。
 


バレエの時に「集中しなさい」って言う事よくあります。



でも、その時ってどういう時でしょうか?
 


先生から見ると


・ぼーっとしているように見える時
・お話をしている時
・あくびをしている時
・うつむいている時
・機嫌が悪い時
 

こんな時が多いのではないでしょうか?

 


では、自分が集中が切れてると見られてしまう時ってどんな時でしょう?



・考え事をしている時
・振り確認をしている時
・気分が悪い時やめまいがある時
・どこかが痛い時や気分が悪い時
・思い通りに踊れない時
 


ではないでしょうか?
 



比べてみると


・ぼーっとしているように見えるとき→・考え事をしている時
・お話をしている時→・振り確認をしている時
・あくびをしている時→・気分が悪い時やめまいがある時
・うつむいている時→・どこかが痛い時や気分が悪い時、
・機嫌が悪い時→・思い通りに踊れない時
 



こんな感じで見てみたら、解決方法が少し見えてくるのではないでしょうか。

 

もちろんレッスン時間には解決が難しかったり、それでも乗り越えていかないといけなかったり、先生も一人一人の事を時間をかけれなかったり、自分がどうしてそうなっているのか分からなかったり、色々あると思います。


 

でもまずは、自分の事を理解する事がとても大切です。


そして、必要な時にはその気持ちを先生に伝える事も大切です。


 

先生も生徒もお互いに人間です。



お互い話し合う事で解決したり、気持ちが晴れたりするのではないでしょうか?

 

それならどうして[集中って必要]という話ですが

 

それは怪我を極力しないような環境を作るため!ではないでしょうか?
これが一番大きいと思います。

 

集中力が途切れている時に怪我、人ががやがやしていてぶつかって怪我、ジャンプでぼーっとしていて、踏み込み時、着地時に怪我
 


そんな事って結構多いと思います。

 

このような事で怪我しないで済むように予防は必要。




「自分はどんな状況でも集中できる!と思っても、他の人も同じ空間にいる以上気を付けましょう!」


 

僕の場合指導中は、
自分の世界観を人に伝えるときや、人がどのような世界観で表現しようとしているのかを見ている時には、周りがざわざわしていると、集中して雰囲気でないと伝えられなかったり、伝わってこなかったり、してしまうので


その時は
 
発狂します!!
 

怪我をしにくい環境づくりと、先生が考え事をしているとき、どうしたら伝わるのか試行錯誤している時は、騒がないようにお願い致します!笑
 
 

では、踊りに集中ってどういう事でしょうか?
 

座禅をしているような集中?
ただただ真剣を装って何も考えずに踊っている時?



私は踊りに集中というのは、こういう事ではないと思っています。


 
一番踊りがうまくいく時って、
 

楽しい気持ちで、音にはまって、空気にはまって、自分にはまっている時じゃないですか?
 


自分の世界に入っている時に、自分の踊りができる。つまり

 
〖集中〗
 
ができているのだと思います。
 

 
なので、自分の世界で楽しく、いろんなことに挑戦してみてください!!
 
 

そしたらきっと誰も「集中しなさい!!」とは言わないはず。
 
 
PS.ちなみに僕は気が付かなかったのですが、
自分が踊っている時はかなり集中していますが、リハーサルの踊る直前まではいろんな話をしています。


日本では、教室に入った瞬間から緊張感を高めて、レッスンを終えて、リハーサルに緊張感を高めながら挑む!
 

そういう事が多いようで、お世話になった皆様。。。。
すみませんでした。世間知らずで。。。。
 

少し前に人から言われて、気が付きました。。。
 
日常生活の中に舞台がある!
と言うのと、そうでないのでは気持ちの持って行き方が違って当たり前ですよね。
僕は一曲前や、32カウント前に一気に集中するようになっているので、
パートナーさん達には大変申し訳ないことをしたと、反省中です。。。


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人と違う人生と言うのは孤独である。
 
バレエダンサーの人生は
 
孤独な事も多いと思います。
 


例えば、子供の頃からバレエをやっていたら、みんながアニメやドラマの話をしていても自分はバレエに行っていて見ていない。会話が合わない。何てこともよくあります。





他にもバレエをやってる人だけが味わう



・バレエの先生に厳しいことを言われて落ち込む。


・それを親に言っても「自分が悪いのでは?先生はあなたの事を思って言っているのよ!」と言われ「わかっているけど聞いてよ」という寂しい思い。


・バレエの友達はライバル。弱音は吐けない、吐いて先生に伝わったら嫌われるのでは?という気持ち。


・バレエの人生でバレエ以外の遊びや居場所がない。
(あれ?こんな事書いてたら今から子供にバレエをさせたい親御さんがビビりまくりますかね?例えばのケースで!!僕はこんな事思ったこともなかったと思います)
 


・怪我や成長痛、疲労痛。
しかも誰も痛みをわかってくれないし、医者はバレエを辞めれば治るなどと言われる。
でも、バレエの先生から嫌われそうで言えない。
 


成長してくると


・テストの時
今まではバレエを応援してくれていた親が、勉強しなさいと言う。
さらに、テストの成績が悪かったらバレエに行ったらダメと言う事になる。
でも、バレエのレベルは上がり休むことが難しくなる。
終いには、勉強でもバレエでもいい成績を取れと言ってくる。コンクールもある。



 
・進路について考えるとき
学校の先生には真剣に進路を考えろと言われる。
友達はみんな高校に行くのが当たり前。
どこの高校に行くかみんな楽しそう。
周りにバレエ進学をする友達がいないので話し相手がいない。

友達に話しても「へ~凄いなー。やりたいことがあっていいな~」ってなる。
バレエの友達に相談しても、学校のレベルも違う、親の考え方も違う、親の収入なども違う。


 
・いざ学校に行っても、カンパニーに就職しても
周りはライバルだらけ
自分は特別ではない
怪我、病気はできない
立ち止まって考えていると置いて行かれそう
などと常に不安や心配事はつきまとう。


 
・役の事で悩んでも
他のダンサーは自分の事を第一に考えているのであまりいい意見が聞けない。
いろんな意見がありすぎる
他のダンサーは自分の考え方が全てのような意見が多い。



 
・怪我をしたとき
痛みは誰もわかってくれない。
変わりはいくらでもいる。
自分の場所に一瞬で違う人が入っている。
相談する相手がいない。
怪我をした自分にどうして怪我をしたいのか?どうしてあの時こうしなかったのか?
と問い詰めるし、そういう意見を聞くことが多い。


 
こんな風に、孤独な人生がバレエ人生です。

 
そもそも人と違う人生を歩むという事は、理解者が普通の人生よりも少なく、出会う機会も少ないですし、いても近くに何時もいるとは限りません。


 
結局大切なのは
 
自分の世界観!!

 
孤独の中ひたすら自分の世界観を創り続けることによって、


あこがれる人
ついてきてくれる人
手伝ってくれる人
ファンの人

 
などが周りに出てきます。
 

でも、そんな人たちがいても、結局は自分の世界観を完全に共有できたり、理解してくれる人はいないと思ったほうがいいでしょう。
 

ひたすら孤独です。

 
でも、だからこそ自分の思うように行動し
選択し、突き進んでいかなければならないと思います。
 

孤独な世界でも道標は、やっぱり自分です。
自分を育てましょう。

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人生って
何が正解で
何が間違いで
どうしたらいいのか?
 


って誰にも分らない事ですよね。


 

究極
 

死ぬ間際に
 
「自分の人生はこれでよっかた!」
「もっとほかの人生があったのでは?」

とか思うまで分からないのではないでしょうか?
 


そして、どう思うかは全ては本人次第。
 
本人の考え方次第だと思います。
 


そんなものなのに、バレエの人生を選ぶときにみんなは何を決め手にしているのでしょうか?
 

他人からの意見?
先輩たちの様子をみて?
損か得か?
お金持ちになれるか、なれないか?
やりたいか、やりたくないか?
 
 

色々あると思いますし、色んな方からアドバイスや意見を聞くこともあるかと思います。そしてそれはとても大切な事です。
 



でも、結局選択するのは自分!

 
「怪我をしたらどうするの?」
「食べていけないんじゃない?」
「君には無理だと思うよ!」
「やめたほうがいいよ!」


こうな風に、色んな人が色んなアドバイスをしてきます。



が、普通に考えて


誰でも怪我をします。

普通に生きても食べていけない人はいっぱいいます。

無理と言われた人たちが世界的ダンサーになっています。

辞めなくてよかったと言うプロの人達はいっぱいいます。
 

逆にいい大学を出ても、やりたくない仕事について過労死、ウツ、自殺に至ってしまう人もいます。




結局、何を選択しても結果的にどうなるか?は、誰にも分からないのです。

 

それなのに

自分の気持ちを蔑ろにしますか?
やりたくないことをして、人生を終えますか?
後悔しながら一生を過ごしますか?
 


嫌ですよね。



じゃあ


あなたの未来を見えている人は本当にいますか?
あなたの未来に責任を取ってくれる人はいますか?


そんな人はいません。





つまり、結局選ぶのは自分なんです。
 

自分を信じて、
自分の思うように生きて、



死ぬ間際
「バレエの人生について考えているのか、他の人生の事を考えているのか」
「幸せだったか?もっと幸せになれたのか?」



それは分かりません。だって、あなたの人生はあなただけのものなので。


 
本来、自分の選択肢に間違いなんてありません。もし間違えに気が付いたら、その時修正したらいいんです。


 
そのほうが納得も行くし、楽しいのではないでしょうか?

 
エンジョイ・ユア・ライフですよ!!

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